【お知らせ】このたびfm GIGは、(株)徳間ジャパンコミュニケーションズと販売契約を締結しました
【お知らせ】このたびfm GIGは、(株)徳間ジャパンコミュニケーションズと販売契約を締結しました。
具体的には、今後「パームトーン・レコーズ」レーベルから発売されるCDは、徳間ジャパンコミュニケーションズの販売網に乗せていただいて全国に流通することになったのです。
だがしかし、CD離れが進んでいると言われている昨今、なぜメジャーレーベルと契約することが必要なのか?
徳間ジャパンコミュニケーションズと言えば、古く1965年のミノルフォンレコードがルーツであり、山本リンダ「こまっちゃうナ」、千昌夫「星影のワルツ」などが大ヒット。
1972年からは徳間書店が母体となって「徳間音工」に改称し、五木ひろしや森昌子が大ヒットを連発。ロック部門では萩原健一や柳ジョージとレイニーウッド、上田正樹などがデビュー。
1980年より「徳間ジャパン」となり、矢野顕子、伊藤つかさ、ザ・ビーナス、吉幾三、安田成美など様々なジャンルのヒット曲を発表。さらにロック部門ではザ・スターリン、スタークラブ、あぶらだこなどパンクロックバンドや、初期のBOOWYも在籍。
特にジブリ関連では「となりのトトロ」などメディアミックスのヒットを連発。
1992年より「徳間ジャパンコミュニケーションズ」となり、ZIGGYやLINDBERG、筋肉少女帯、浜田麻里、岡本真夜などロック・ニューミュージック系アーティストがヒットを放つ。
2000年以降では、三木道三や水森かおり、Perfume、さらには「もののけ姫」などの大ヒットが記憶に新しい。
・・・というわけで、錚々たる名前を見るだけでもテンションがあがる老舗レーベルなのです。なんとなくPALMTONE RECORDSのカラーとも合ってる気がしませんか?
ただ、往年の歌謡曲やJ-Pop全盛期と今とでは、いろんな状況が大きく変わってしまっています。今となっては、メジャーとインディーズの違いを気にする人はほとんどいなくなりました。
正直、大手のレコード会社でも、無名の新人を所属させて一から育てるということはもうほとんどしていません。
いわゆる「メジャーレーベル」から求められているのは10代の飛び抜けた才能か、大きなスポンサーなどがバックについている「最初から数字を持っている」人だけなのですよ。ぶっちゃけ。
10代の頃にチャンスを逃し、今現在大きな資本のない者は、ちょっともう大変。
「いや、でも今の時代、大手に束縛されずともアーティスト活動でるぜ」っていうのは確かにその通りなんだけど、「個人でも(インディーズでも)発信できる」ということは「自力で作品を発表し、自力で売れなければならない」のと同義なのです。結構な難題だぜ。
「ドームでやりたい」「Mステに出たい」「印税で暮らしたい」と願ったり語ったりする人はたくさんいるけど、それ、具体的にどうやって実現する?宝くじにあたるような幸運をひたすら待ち続ける?
僕はもうかれこれ長いこと音楽活動をしてきてて、いろんな経験をし、いろんな現場を見てきました。自分の才能の可能性も限界もわりと冷静に分析してきたつもり。
どのみちひとりでは大してデカいことはできなくて、でも大きなところからは相手にされない時、はたしてどうやって闘いを続けるか。
そこで僕なりに作戦をたてて立ち上げたのが「PALMTONE RECORDS」。
そこからの12年が長かったのか短かったのかはよくわからないけど、とにかく目指してた大きな目標に辿り着いたよ。例えるなら、僕らが「予選リーグ」を突破する方法は、たぶん「これ」しかなかった。気分的には「敗者復活戦」をなんとか勝ち抜けた感じ。
「これ」とは、パームトーンレーベルとしてメジャーレーベルと契約することです。
資本も後ろ盾もない地方の弱小レーベルでも、仲間を集め、「わかりやすいカラー」でこつこつと「数」と「実績」を積み上げれば、きっと「小さな可能性」を買ってもらえるって信じてたのさ。
そんなこんなでここから先はいよいよ決勝リーグ。「まだ見ぬ景色」が待ってます。もちろん作戦は立ててあるけどそれを実行するのは無茶苦茶大変。とにかく力を合わせ全力で挑まないと。
まあ、僕はなんだかんだで不屈の魂を持ってますが、どんなに大変でも挫けることがないよう、どうかパームトーンのメンバーに一層の励ましと応援、声援をお願いします。
一緒に「まだ見ぬ景色」を見にいきましょう。
そして新しいスタートを切る2023年、まずは何から始めどこを目指すのか。おいおいと発表していきます。メジャーレーベルと契約するメリットも、すぐに明らかになるよ。
続報を震えて待て!
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